ビジネスだけでなく、ゲームや動画編集、ライブ配信など色々な用途で使われているパソコン。ビジネスではオフィス系ソフトとウェブサイトの閲覧程度から、プログラミングやイラスト、楽曲制作など専門的な仕事にも使われます。また、ゲームでもe-sportsで本格的にプロゲーマーやストリーマーを目指したり、趣味として楽しんだり、人それぞれに求めるものが違います。
そこで今回は、色々な用途に応じたパソコンの選び方、コストパフォーマンスに優れたおすすめのメーカーと製品を紹介します。
注：この記事では、単に価格が安い製品ではなく、価格と性能のバランスが良い、同程度の性能で比較して価格が安い製品を「コストパフォーマンス（コスパ）に優れる」としています。デスクトップパソコンとノートパソコンのどちらを選ぶか
ビジネス用途であればノートPCの方が利便性も高くておすすめです。ノートPCならば場所も取らず持ち運びもできますし、カメラやマイクなどリモートワークに必要な機能も備わっています。どちらか迷うようであればノートPCを選ぶのがおすすめです。
逆に、ゲーム用途であればデスクトップPCの方が断然おすすめです。ゲームをする場合はグラフィックボード（単体GPU）がほぼ必須となり、デスクトップPCの方が高性能なグラフィックボードを比較的安価に搭載できます。ノートPCは消費電力や発熱を抑えるため、性能面ではデスクトップPCにはどうしても劣ってしまいます。また、デスクトップPCはメモリやストレージ（SSD）などを後から増強しやすいので、パソコン購入時はある程度性能を抑えて価格を安くできることもメリットです。また、マウスやキーボード、ディスプレイなどもゲーム用に揃えることを考えると、オールインワンのノートPCである必要性がありません。
おすすめPCメーカーと特徴
以下におすすめのPCメーカーをいくつか挙げます。コスパが良く、保証やサポートなども安心できるメーカーを選びました。
大手家電メーカーはコストパフォーマンスが悪いため、ここではおすすめしません。様々なアプリケーションが最初から付属していることが多く、その分割高な印象です。ほとんど使わないものが多いので、必要ならあとで別途購入すれば良いと思います。日常使うアプリケーションが揃っているので、パソコンの知識がまったくなくアプリケーションのインストールなどもわからない方向けです。
HP
HP（エイチピー）は世界的なパソコン・周辺機器メーカーで、日本にも工場を持ち国内に出荷しており、日本法人が販売していますのでサポートなども安心です。
ビジネス向けには5万円以下からと圧倒的低価格なHPシリーズをはじめ、コストパフォーマンス抜群で人気が高いPavilionシリーズ 、高性能でクリエイティブ作業にも最適なEnvyシリーズ
と、エントリーモデルからハイエンドまでラインナップが豊富です。
国内家電メーカーと比べると全体的にコストパフォーマンスに優れており、非常におすすめのメーカーです。分割手数料無料キャンペーンなど、お得なキャンペーンも行われているので最新情報は公式サイト（【HP】パソコンやプリンターなど幅広くご用意。お得なキャンペーン情報も充実。）でご確認ください。
また、ゲーミングPCにも力を入れており、OMENシリーズはコスパも良く、タイムセールやブラックフライデーなどの期間は人気モデルがセール対象になることも多いので見逃せません。
DELL
DELL（デル）も世界的なパソコン・周辺機器メーカーです。日本法人が販売していますので、サポート面でも安心です。
ビジネス向けで人気のInspironシリーズ（Inspiron 14）は一般的な利用に充分な機能・性能を備えながら価格が抑えられ、10万円以下のモデルもあるコスパに優れたシリーズです。
また、InspironよりハイエンドのXPSシリーズは機能的なデザインと軽量さに性能を兼ね備え、よりコンパクトで携帯性に優れるXPS 13と、より高性能でNVIDIA GPUも搭載可能で高性能なXPS 15
などがあり、メモリ・SSD容量やディスプレイ性能などをカスタマイズして購入することができます。
HPと比較すると購入時のカスタマイズ性が高く選択肢が豊富なのが利点ですが、パソコンの知識がある程度なければ選択が難しいという面もあります。
お得なキャンペーンや最新情報は公式サイト（広告掲載・売れ筋モデル）でご確認ください。
なお、Amazonなどでも販売はされていますが、公式ストアの方が割引クーポンなどでお得に購入できるので断然おすすめです。
ASUS
ASUS（エイスース）は以前からマザーボードなどのPCパーツの大手メーカーとして有名でしたが、近年はパーツだけではなくPCやディスプレイのほか様々な周辺機器、スマートフォンなども製造販売して人気があります。特にノートPCは高性能で比較的低価格なコストパフォーマンスに優れたシリーズから、他のメーカーにはないユニークな機能を持ったハイエンドシリーズもあります。
パソコンメーカーとしての知名度ではHP、DELLに劣りますが、製品は機能面でもコスパ面でも魅力的なものが多いです。また、以前は日本法人がありませんでしたが、現在は日本法人ができ国内販売に力を入れてきています。公式オンラインストア（ASUS Store）で直接販売もしていますし、サポート面でも安心です。
ASUSを象徴する
Zenbookシリーズ
は薄型軽量でスタイリッシュなモバイルPCでありながら機能面・性能面でも優れています。Zenbookの中でもProシリーズは高価なモデルですが、デュアルディスプレイなどユニークな機能を持った唯一無二のハイスペックモバイルPCです。
また、
Vivobookシリーズ
は高性能でありながら、他と比較してかなり低価格でコストパフォーマンスが抜群です。NVIDIA GPU搭載モデルは動画編集などのクリエイティブ作業もこなせる高性能でありながら、これも同程度の他社製品と比較してかなり低価格に抑えられています。Zenbookシリーズと比べると携帯性は劣りますが、自宅での使用がメインであればとてもおすすめです。
BTO
パソコンに知識のある方であれば、BTOメーカーで自分の希望に合わせて組み立てて注文するのもおすすめです。
ドスパラ（GALLERIA）は多くの人気プロゲーマー、ストリーマーをスポンサードしていることもありとても有名ですが、パソコン工房（Level∞）やマウスコンピューター（mouse G-Tune）なども製品ラインナップやサポートなどが充実しています。
用途別おすすめPC
ここからは5つの用途に分けて、それぞれの用途にあわせて厳選したおすすめ製品を紹介します。
事務用途：Word・Excel・PowerPointなどとインターネット（メールやWebなど）の利用
価格と性能のバランスを重視し、使いやすい大型15インチ画面を備えた、在宅ワークに最適なモデル。落ち着いたカラーとシンプルな大人向けのデザインも魅力の「HP Pavilion 15」
メモリ：16GB、SSD：512GB以上のパフォーマンスモデルがおすすめです。
外出が多い方には軽量で頑丈なモバイルノート「HP Pavilion Aero」
メモリ：16GB、SSD：512GB以上のスタンダードプラスかパフォーマンスモデルがおすすめです。
手頃な価格でビジネスに充分な性能を持った人気モデル「DELL Inspiron 14 AMD 【即納】プレミアム (大容量メモリ搭載）」
価格重視！メールやWebなどの利用が中心なら「HP 15s」
最低でもメモリ：8GB以上、SSD：256GB以上を搭載したベーシックモデル以上で予算に合わせて選ぶのがおすすめです。
専門用途：プログラミングやイラスト、楽曲制作などの専門的なソフトの利用
軽量コンパクトで機能充実のハイスペックモバイルPC「HP ENVY x360 13」。タッチスクリーン対応ディスプレイを360度回転させればタブレットとしても利用できます。
メモリ：16GB、SSD：512GB以上のスタンダードプラスかパフォーマンスモデルがおすすめです。
第11世代インテル® Core™ i9 プロセッサー、NVIDIA® GeForce RTX® 3050 Laptop GPU 搭載、ＦＨＤ液晶ディスプレイ（144Ｈｚ）搭載と高性能でありながら低価格、圧倒的コスパの「ASUS Vivobook Pro 15 K6502HC」
Microsoft Officeは付属しません。Microsoft Officeの購入は、常に最新のOffice製品とクラウドストレージが使える「Microsoft365」サブスクリプションがおすすめです。
大容量32GBメモリ搭載で高負荷なアプリケーションやマルチタスクも快適にこなせ、NVIDIA GPU搭載でクリエイティブ用途やAI処理にも使える「HP ENVY 16」
パフォーマンスモデルが比較的安価でおすすめ。
クリエイティブ用途：動画編集、アニメーション、CGやCADなどの3Dグラフィックスなど
第12世代インテル® Core™ i7 プロセッサー、NVIDIA® GeForce RTX® 3060 Laptop GPU、2.8K有機ELディスプレイ（120Hz）搭載と非常に高性能でありながら価格が抑えられ、コスパ抜群の「ASUS Vivobook Pro 15X OLED K6501ZM」
Microsoft Officeは付属しません。Microsoft Officeの購入は、常に最新のOffice製品とクラウドストレージが使える
Microsoft 365
サブスクリプションがおすすめです。
NVIDIA GeForce RTX30シリーズGPUの高いグラフィックス能力と、高精細ディスプレイを搭載したクリエイター向けモデル「HP ENVY 16」
予算に応じてパフォーマンスモデルかクリエイターモデルが選べます。クリエイターモデルは4K有機ELディスプレイ搭載。4Kが不要ならパフォーマンスモデルでも充分高性能です。
ゲーム用途（ライトユーザー）：色々なゲームを快適にプレイしたい
NVIDIA GeForce RTX3060（Ti）搭載、コスパのいいゲーミングモデル「OMEN 25L Desktop」
価格はできるだけ抑えて、でも120～160fpsのフレームレートは欲しいという方に最適です。
※フレームレートはゲームタイトルやグラフィック設定によって大きく変わりますので、あくまで目安です。ゲーム用途（ヘビーユーザー）：ハイスペックPCでFPSゲームなどを本気でプレイしたい
NVIDIA GeForce RTX3070(Ti)／3080を搭載し、水冷式CPUクーラーを採用して冷却性も重視したミドルスペックゲーミングPC「OMEN 40L Desktop」
200fps以上のフレームレートでFPSゲームなどをプレイしたい方に。
※フレームレートはゲームタイトルやグラフィック設定によって大きく変わりますので、あくまで目安です。NVIDIA GeForce RTX3080Ti搭載、OMEN独自の冷却機能で水冷効果を高めて安定したゲームプレイを可能にしたハイスペックゲーミングPC「OMEN 45L Desktop」
少しでも高いフレームレートでプロに近い環境でFPSゲームをプレイしたい方、4K解像度やレイトレーシングで美麗なグラフィックのゲームを楽しみたい方に。
※フレームレートはゲームタイトルやグラフィック設定によって大きく変わりますので、あくまで目安です。
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