エルゴヒューマン プロ を使用して腰痛が改善!
人気オフィスチェアの1つエルゴヒューマン プロを購入し、それまで悩まされていた腰痛が改善しました。それから半年以上経過した現在でも、快適に使用できています。
そこでこの記事では、オフィスチェアやゲーミングチェアを検討している方の参考になればと思い、購入検討時に試したアーロンチェアなど、他の人気製品と比較レビューします。
座面のクッション性とランバーサポートが腰痛改善の決め手
腰痛の原因
一般的に、長時間椅子に座っていると腰痛を引き起こしやすく、適度に休憩してストレッチなどをすることが腰痛の予防には効果的だと言われています。
しかし、私の場合、仕事に集中していると何時間も座りっぱなしになることが多いです。特に自宅にいて1人で仕事をしているとなおさらです。なので、長時間座っていても腰痛になりにくくする必要がありました。
腰痛になる原因として、正しい姿勢で座れていないということが良く言われます。これは、腰痛について調べると、たくさんの先生や、医療機関などで言われていることなので間違いはないでしょう。
「正しい姿勢って何?」と思いますが、簡単に言うと、背骨のS字カーブが保たれている状態です。バランスよくまっすぐに立っている時、背骨がS字カーブを描くような状態になっています。その状態が一番腰に負担がかからないそうです。
以前の私も腰痛に悩まされていたので、上記のことは実感としてもわかります。ただ、それ以上に影響を実感していたのが、座面のクッション性の問題です。
姿勢の良い悪いにかかわらず、座面のクッション性が低いと、短期間で腰痛を引き起こします。クッション性が低いと固い素材のベンチなどに座っているのと同じで、体圧が分散されずに体重が全て腰にかかるような感覚です。実際に私はこれが原因で、1~2週間ほどの短期間で耐えられないほどの腰痛を引き起こしました。
なので、腰痛を防ぐために椅子に求められる機能は以下の2点が重要です。
・体圧をしっかり分散できる座面のクッション性
・正しい姿勢を維持しやすいランバーサポート機能
メッシュ素材の高いクッション性が体をしっかり支える
エルゴヒューマンのほとんどのオフィスチェアに使われているエラストメリックメッシュという素材は、しっかりとした張りがあって、体圧を分散して支えてくれます。実際に座ると、体重のかかる点ではなく、メッシュ全体の面で支えられている感覚があり、クッション性は十分です。しかも、柔らかすぎて体が沈みこむようなことがないので、姿勢の維持にもつながります。
シート(座面)以外の、ランバーサポート(背中下部・腰)、バックレスト(背中上部)、ヘッドレスト(頭)も同じ素材です。メッシュ部分で体全体をしっかり支えてくれ、固いフレーム等に触れることがありません。
※メッシュが苦手な方は、座面にモールドクッションを選ぶことや、全体をレザー(牛本革)にすることもできます。最大の特徴である独立式ランバーサポートが体重に合わせて腰をサポート
エルゴヒューマンの中でも上位3モデルプロ オットマン、プロ、ベーシックには独立式ランバーサポートという機能が備わっています。
赤枠部分が独立式ランバーサポートです。バックレストとは別の独立した構造になっています。
横から見た図です。ランバーサポートの部分が前に押し出る形でしっかりと腰を支えるので、背骨のS字カーブを維持しやすくなります。体重がかかると後ろへ少し沈むので、各自の体重に自然に合わせてサポートしてくれます。
この機能は背中上部を支えるバックレストと、背中下部から腰を支えるランバーサポートを分けることで、正しい姿勢の維持に重要なランバーサポートがより効果的に働くようになっています。この独立式ランバーサポートは、体重に合わせて沈み込むので、手動で固さを調整する必要がありません。
高さはバックレストと一体となっており、手動で4段階調整できます。
椅子に深く座ることで腰がしっかりサポートされて、体に負担の少ない姿勢の維持に役立ちます。
姿勢が維持されることで、腰痛の防止にとても効果があることが実感できます。
高級オフィスチェアを使用する必要性
私が在宅で仕事をし始めたころ、最初に悩まされたことが腰痛です。
この頃は、その時持っていた1万円程度のオフィスチェアを使っていました。元々、腰痛持ちではありましたが、それまで椅子に不満を感じたこともなく、1日中座っていても問題はありませんでした。
ところが、自宅で仕事を初めて1~2週間ぐらいすると、耐えられないほどの激痛で仕事どころではなくなりました。この時は座面の底の固い板に直接座っているような感覚でした。
急遽、座面に敷くクッションと、腰にあてるクッションを購入して改善しました。ですが、どうしてもクッションがずれて姿勢が崩れ、腰痛が悪化して、長時間座っていると仕事に支障をきたすこともありました。
そこでこの状況を改善すべく、新しいオフィスチェアを検討し始めました。
絶対条件は以下の2つです。
・長時間座っても耐えられるクッション性
・疲れにくい姿勢を維持しやすい構造
色々と椅子を試してみましたが、5万円ぐらいまでの椅子ではそこまで大差がないというか、座ってみても満足いくものがありませんでした。それなら、ネットでも人気の高い10万円以上する椅子も試してみようと思い、いくつか店頭で座って比較しました。
その中で条件を満足する椅子はいくつかありましたが、検討の結果、エルゴヒューマン プロを購入することにしました。
それまでの自分は、椅子に10万円以上かけるなんて考えられませんでしたが、これで腰痛のストレスから解放されるなら、中途半端に高い椅子を買うより良いと思えました。
そもそも、10万円以上になってくると、座った瞬間から座り心地が全然違います。椅子に10万、20万なんて馬鹿げていると思う方は、ぜひ一度、店頭で座ってみてください。
ゲーミングチェアのランバーサポートはクッションを置くだけ
オフィスチェアの代わりに、ゲーミングチェアを買うという選択もあると思います。一部例外を除けば、高級ゲーミングチェアは5万円ぐらいなので、オフィスチェアより安いです。
ただ、これらのゲーミングチェアのランバーサポートは、腰の部分にクッションを置くだけです。それでは腰痛の改善には不十分であることは、身をもって知っています。私はそれまで、オフィスチェアにクッションを付けて使っていましたから。
クッションだけでも疲れにくくする効果はあると思いますが、仕事等で長時間使うにはあまり向かないと思います。
あと、ゲーミングチェアは合成皮革(PUレザー)のものばかりです。高級オフィスチェアに多いメッシュ素材と比べて、通気性や耐久性の面でも劣ります。
好みにもよりますが、仕事等で長時間座ることを中心に考えるならオフィスチェアがおすすめです。
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